FMT腰痛治療法の普及を心から願って
日本FMT腰痛治療協会
代表世話人 中川忠典
柔道整復師
城内博先生がご考案されたFMT腰痛治療法は、これまでの腰痛治療の常識を覆すものでした。平成9年に柔道整復師の資格を取得してから、患者さんと直に向き合う最前線で腰痛治療を行ってまいりました。その中で患者さんにとって何が本当に必要な治療であるのか、それを考え続けてきました。
特に急性腰痛の患者さんに対しては施術者が行えることは、ごく限られたことしかありませんでした。少なくとも状態が落ち着くまでは何もできずにまずは安静にしていただくしか方法はありませんでした。私だけでなくほとんどすべての先生方が同じであると考えます。しかしFMT腰痛治療法はこの常識を覆しました。
急性腰痛で歩くことはもちろん、立つことさえも困難なある患者さんが、Floatingを実施した段階で痛みが消失してしまったのです。痛みが完全に消失しないまでも、ほとんどの患者さんで痛みの大幅な緩和され、Manipulative
Therapyを実施することができます。腰痛治療においてはFMT腰痛治療法はまさに革命的であり、今後、パラダイムシフトが起きるべき治療法だと確信しております。
これまでFMT腰痛治療法に関しては慎重に治療データを収集し、より治療効果が高い施術を確立すべく城内先生のご助言や、日本だけでなく世界各国のFMT腰痛治療法の施術者との情報交換により研究を進めておりました。
そして今回、この活動を拡大すべく日本FMT腰痛治療協会を設立することに致しました。
患者さんにはFMT腰痛治療法に関する啓蒙を、同じ柔道整復師で同じくFMT腰痛治療法を実施している先生方とは有益な情報交換を、またFMT腰痛治療法に少しでも興味をお持ちいただいた先生や、これからFMT腰痛治療法を導入したいとお考えの先生方には、より効果的な治療が行うための最新のFMT腰痛治療法を提供する所存です。
最終的には自らが画期的な治療法だと信じる、このFMT腰痛治療法が普及し、腰痛でお悩みの患者さんが救われることを、心から願っております。
平成23年5月1日
日本FMT腰痛治療協会
会長 中川忠典(Tadanori Nakagawa)
健向グループ代表統括院長
ニュートン整骨院院長
【略歴】
昭和39年埼玉県生まれ。
城西大学川越高等学校を卒業後、工学院大学で情報工学を学ぶ。
大学卒業後情報処理の会社に就職するが、美容師である母の影響で「人に感謝される仕事がしたい」と専門学校の夜間コースに入学。
平成 9年柔道整復師の免許を取得
平成13年健向接骨院開院
平成16年康生接骨院開院
平成18年彩光接骨院開院
平成23年日本FMT腰痛治療協会代表世話人就任